フラットニング

slow waves
Zeiss Ikon w/Carl Zeiss Biogon 28mm 2.8 ZM, 400TMY-2

以前は全紙のバライタを焼いても木製パネルに水張り(水に濡れた状態の印画紙をパネルに張って乾燥させることで平らにする工程)をしていたので、乾燥して丸まった印画紙のフラットニング(平らにする工程)に気を遣わなかったのだけれども、今回はバライタの四切を何枚かマットパネルで展示することにしたので、フラットニングに苦労している。カメラマンのHさんのアドヴァイスもあり、結局はズボンプレッサーを導入したのだが、まだ作業の途中。この間、生乾きでスケッチブックに挟んだら表面のゼラチンに紙の繊維が付着してしまったのでもう一度水洗したり、水洗後にガラスの上においてスポンジで余分な水分をぬぐって乾燥時の丸まりをおさえたりと、いろいろ試行錯誤した。今回あえてこういう面倒くさいことをしているのは、ここしばらく「展示性(exhibitionality)」に関する論文を読んだり、それについて考えていたので、展示に向かういくつかの工程を踏んでいる自分を観察するためでもある。