Uncommon Places The Complete Works

A Swmming Pool 2
Panasonic GX1 w/Lumix-G 14mm 2.5

前回の続き。手元にある『Uncommon Places』は正確には『Uncommon Places The Complete Works』となっているのだけれども、じつはこれ、Complete Worksではない。スティーブン・ショア自身もインタビューでそう答えているようだし、じっさい、たとえばけっこう有名な、ラスベガスのカジノを写した『Golden Nugget, Las Vegas, Nevada, June 27, 1978』が入っていない。この写真が好きで本の中に探したのだけれども、見つけられず、ちょっと残念。しかしそれでもこの写真集はやはりとてもいいと思う。

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Uncommon Places

a swmming pool
Panasonic GX1 w/Lumix-G 14mm 2.5

スティーブン・ショアの『Uncommon Places』が好きで良く眺める。ショアと言えばカラー写真という感じがするし、もちろん『Uncommon Places』もそういう写真集だけれども、彼は10歳にならない頃から自分でモノクロ現像を始めていた、カメラ少年ならぬ現像少年だったという。

ザリガニ

generator
Panasonic GX1 w/Lumix-G 14mm 2.5

子どもが、自分で見つけた虫とか小さな生き物とかその辺のことでプリントを書かなくてはいけないというので、カニを探しに海辺に出かけてきた。カニとヤドカリを捕まえたのはいいのだけれども、その場でプリントを書くわけにも行かず、かといって持って帰っても死なすだけだから、どうしようか困っていた。たまたまその近くの池でザリガニ釣りをしている母子が、うちの子どもに道具を貸してくれて、やってみたら見事にザリガニが釣れた。プリントはザリガニで書くというので、浜まで戻ってカニたちを放し、水槽を買って帰ってきた。

梅雨明け

Kurama
Panasonic GX1 w/Lumix-G 14mm 2.5

それほど雨がひどくなければ、雨天に写真を撮りに行くことは悪くない選択なのだが、最近は少々激しすぎる。防塵防滴仕様ではないために、雨の中でカメラを取り出す気には(あまり)なれない。気象庁によれば、近畿地方の平年の梅雨明けは7月21日あたりらしいが、昨年は7月8日に明けたという。梅雨入りが早かったためのようだ。今年は平年並みの梅雨入りだったので、やはり20日前後まで梅雨は続くのだろう。

雲南 その9

a girl in the village
Panasonic GF-1 w/Lumix-G 14mm 2.5

少数民族の村を回っていて気づくのは、子供たちがとても可愛いこと。自分に子供がいるせいもあるのかもしれないが、ついつい目がいってしまう。そしてついついカメラを向けてしまう。写真家の渡部さとるさんが「アジアの島に行くと子供が好きになる。だからついつい子どもの写真が多くなるのかもしれない」と書いているが、わかるような気がする。(雲南篇終わり)

Kids in the village
Bronica RF645 w/RF45mm 4.0, Portra 400

雲南

Panasonic GF-1 w/Lumix-G 14mm 2.5

中国雲南省での調査から帰国した。いろいろ大変だった、とくに胃と腸が…。そのおかげで仲間に迷惑をかけてしまった。しかし初めての経験も多く、刺激されていろいろ考えつづけている。今回も調査用の機材はフィルム中判1台とデジタル1台。それぞれ広角をデフォルトにして、必要に応じて標準を使った。持って行った中判カメラはセミ判にしては小型軽量で機動的なのだが、あくまでセミ判にしてはであって、一日を終えると肩甲骨の下が痛いくらい張っていた。次回はストラップを替える必要がありそうだ。デジタルだけでいいじゃないかと言われそうだが、出来上がりの質感とデータ消失のリスクを考えると、どうしてもフィルムをメインにしてしまう。デジタルはむしろ日々のメモ用だ。ただしデジタルのありがたいところは動画が撮れるところ。いろいろな作業過程を撮っておけるのはとても助かる。