年末の買い物経路

RICOH GR1s w/GR Lense 28mm 2.8, 100TMX
RICOH GR1s w/GR Lense 28mm 2.8, 100TMX

子どもの誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントを買いに行くシーズンになって、主に模型店などを中心に回るのだが、最近では(昔からか?)そういった子ども用の模型の値段まで店によってまちまちで、小さなものを一つ買うのにもそれを加味して回る経路を設定しなくてはならず、なかなか面倒くさい(高く買うと家人からクレームがつく)。ガソリン代や手間賃などを考えるとネットで買うのがおそらくはトータルで最もエコノミーな方法だと思うのだが、欲しいものをその場で一緒に見つけるという子ども自身の体験も大事だと思うから(その過程を観察するのも面白いし)、予定を合わせて(苦手な)買い物に回る。たいていはネットの値段を調べておいて、いくつかの店を回るのだが、最近は電気屋もおもちゃや模型を扱うようになり、経路がより複雑になる。基本的には<品揃えはイマイチだが安い店>から<品揃えは豊富だが高い店>へと移動するのだが、最後の店でも好きなものが見つからないと、かえって代替品が高くつく可能性があって、なかなか経路設定が難しい。世のお父さんたちはどうしているのだろうか。

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新酒その2

RICOH GR1s w/GR Lense 28mm 2.8, 100TMX
RICOH GR1s w/GR Lense 28mm 2.8, 100TMX

新酒シーズンであるのに結構忙しくて蔵めぐりができない。とはいえ、いつもの地元の二軒には新酒を買いに行くことは忘れない。福寿を作る酒心館は先日蔵開きが行われていて、新酒もいいけど樽酒が美味しかった。生ばかりが良いわけではない、というか本来は寝かせてこそ日本酒ということなのだろう。とはいえ、もちろん新酒には新酒の魅力があって、同じく地元の泉酒造では先週から琥泉の純米無濾過生原酒が出ているので、早速買いに行く。開封したらその日に飲みきらなくてならない生なのだが、もちろん美味しくてその日に飲みきってしまった。来月には仙介の特別純米が出ると受付のお姉さんが言っていた。次回はそれだろう。

新酒

RICOH GR1s w/GR Lense 28mm 2.8, 100TMX
RICOH GR1s w/GR Lense 28mm 2.8, 100TMX

ノーベル賞の晩餐会に出されたという報道ですっかり手に入りにくくなってしまった地元・福寿の純米吟醸だが、先日ようやく販売が再開された。新酒の販売が見込めるこの時期になって貯蔵分から出しているのではないかという噂もあったが、どうやら新酒のよう。貯蔵分だったら熟成されているだろうし、むしろうれしかったのだが少々残念。とはいえ、馴染みの方から聞くと、味がのってくるのはもう少し先かもしれないということで、数本買って正月に開けようと考えていた。正月あたりに買うというのが本当はいいのだが、それまでに売り切れてしまうので、先に買っておかなくてはならないというのが、なんとも。まあ冷蔵庫で保存すればいいかと思っていたのだが、今夕ランニングから帰ってみたら、嫁さんがすでに開けて飲んでいた(笑)。しかしもらってみると、非常に美味しい。こうなったら早く開ける分と保存しておく分と、別々に買っておかないとならないかもしれない。が、そのためには冷蔵庫がちょっと狭い。まさかこっちを買い換えるわけにはいかないし。

ランニング・シューズ

RICOH GR1s w/GR Lense 28mm 2.8, 100TMX
RICOH GR1s w/GR Lense 28mm 2.8, 100TMX

今日の話は珍しく写真の話ではない。とはいえ、やはり仕事の話ではなく、ランニングの話。一年以上ほぼ休まずランニングを続けてきてこの6月から9月までは月200kmくらいは走っていた(ただし10月は感染症治療のために100kmを切った、悔しい(笑))。しかし9月頭くらいから急に左足の足裏が痛み始めたので、足底筋膜炎になったのだと思い、3日に2日走っていたのを2日に1日程度に減らしたのだが、なかなか治らない。普段履く靴も革靴からクッションの良いスニーカーに替えてみたが、それでも良くならなかった。ところが10月半ばからの11月頭までの腕の炎症でのドクター・ストップ明けに、なんとなくランニング・シューズを替えてみた。といっても、わざわざ買ったわけではなく、7月から交代で使用しているアシックスのゲルフェザーグライド(LSD用)とターサージール(スピード用)の二足のうち、たまたま頻繁に使っていたゲルフェザーを休ませてターサージールのみで数回走ってみた。すると、驚いたことに、ほぼ治った(と思われる)。というか、今では走行後もほとんど痛みがない。ゲルフェザーの方がターサーよりもクッションが良いし、足裏のアーチをサポートするようになっているのに、どうしてこういう結果になったのだろうか。もしかしたらシューズをアシックスに替えてから、底が薄いシューズでも膝に負担がかからないように踵での着地を止めるように走り方自体も変えたので、そのせいかもしれない。それにしても不思議だ。とはいえ、ターサージールの方が軽くて、走っていて楽しいので、これはこれで嬉しい結果ではある。

芦屋ロックガーデン

Transmission Tower
Panasonic GX1 w/Lumix-G 20mm 1.7

晴れた日の昼前に思いついて、芦屋ロックガーデンに行ってきた。電車でわずか二駅のところにあるため、思いついてすぐ行けるところがいい。初めてのコースなので負担を考えてGX1とパンケーキをお供にしたが、最近は多少体力もついてきたので中判でも良かったかもしれない。とはいえ、紅葉が綺麗だったにもかかわらず写真はあまり撮らず、登って登って下りて下りてという感じの3時間だった。イノシシは合計6頭ほどを見かけた。散歩代わりにまた行きたい。

夏日

summer day
Nikon D90 w/AF-S DX Nikkor 35mm 1.8G

学祭での娘のライブを聴きに(というか、撮りに)行ってきた。会場内は昨年同様、暑かったし熱かった。梅雨のはざまの夏日。それでも外気の方が涼しく感じられた。

ザリガニ

generator
Panasonic GX1 w/Lumix-G 14mm 2.5

子どもが、自分で見つけた虫とか小さな生き物とかその辺のことでプリントを書かなくてはいけないというので、カニを探しに海辺に出かけてきた。カニとヤドカリを捕まえたのはいいのだけれども、その場でプリントを書くわけにも行かず、かといって持って帰っても死なすだけだから、どうしようか困っていた。たまたまその近くの池でザリガニ釣りをしている母子が、うちの子どもに道具を貸してくれて、やってみたら見事にザリガニが釣れた。プリントはザリガニで書くというので、浜まで戻ってカニたちを放し、水槽を買って帰ってきた。

言語化しにくい感覚を観察する

三月の末、いわばギリギリに神戸に越してきて、二日ほどして新しい仕事場に向かった。要するに、荷ほどきも十分に出来ないままに新しい仕事が始まったわけだが、そのせいか、しばらく間、非現実感というか、ふあふあした感覚が抜けきらないままだった。この感覚はなかなか言語化しにくく、言語化しにくい分、わりと長く身体に留まっていたように思う。それが薄らいできたのは、先週あたり。

とはいえ、それで苦しんでいたかというと、確かにそういうときもあるにはあったけれども、いつもそうだったわけではなく、こういう感覚を得る機会もなかなかないだろうと思って、参与観察というか体験観察というか、折にふれて、これってどんなものなんだろうとじっと考えたりしていた。どういう場合に強まって、どういう場合に弱まるのか、などを観察してみたのである。すると、まあたいていの場合、iPodなどで音楽を聴いていると、その感覚はまず抑えられる。それで思い出したのは、会社を辞めてプータローをしていた頃のこと。あのときは無所属だったし仕事もなかったし、自分からのぞんで辞めたとはいえ、当初はやはりきつかった。そこで出かけるときは必ずウォークマンをしていた。一ヶ月くらいは手放せなかったと思う。確かバッハばかり聴いていたように思う。そのときは古楽器演奏のバッハに凝っていた。

今回もホントはしばらくそうすれば楽だったのだと思うのだけれども、あえてそうはせずに身を任せてみた。授業をしていたり、本を読んでいたりするときにはそうでもないので、そういう意味では、いつもいつもそういう感覚があるというわけではない。けれども、たとえば、朝、通勤電車(電車通勤なんて18年ぶりだ)で座っているときに、ふと本から顔を上げて向かいの座席の人の顔と、その後ろに真四角に広がる窓、まるで大伸ばしした6×6の画のようなそれを目にすると、そういう言語化しにくい非現実感がやってくる。あるいはバスで大学前に着いて、キャンパスを歩いて研究室に行く途中で、今入ってきた大学の門を振り返ると、そんな感覚がやってくるのだった。

先週あたりからそういう感覚も薄らいできたのは、もしかしたら、教授会の後に飲みに誘われて、結局一時くらいまで飲んだせいかもしれない。翌日午前中の講義は二日酔いのせいか、けっこうきつかったけれども、まあなんか悪くない感じだった。

Rolleicord Ia w/Toriotar 75mm F4.5, Across 100

新しい土地

新しい土地で生活を始めた。神戸である。関西に戻ってきたのは14年ぷり。

新しい勤務先は西宮市なのだけれども、さまざまな事情を勘案して新居は神戸市になった。さまざまな事情とは、娘の受験するはずだった学校の学区とか、僕の通勤時間とか、息子が小学校まで歩いていけるかどうかとか、その辺。僕自身が住んでみたいと思っていたのも大きい。

まだ引っ越してきて2週間なので、何が何だか分からないのだけれども、先週のこと、「だんじりの寄付を」という依頼で自治会の人が来た。

「だんじり??」

どうやら近所の神社でだんじりを保存継承していて、それを飾ったり引いたりしているらしい。神戸はハイカラなイメージがあったので少々驚いたが、せっかくそのようなコミュニティがあるのだからと思い、寄付させていただいた。住まないと分からないことって結構あるものだ。まだまだいろいろあると思うけど、ゆっくりゆっくり、この土地の生活にも慣れていこう。

Panasonic GF-1 w/Lumix-G 20mm 1.7