書きながら考える

him at the bay
PENTAX 645N w/SMC PENTAX 645 FA 75mm 2.8, PORTA 160

本来であれば9月初旬に終えているはずの原稿を、体調がかんばしくないために、いまだ少しずつ書いている。論文を書いているときにはいつも思うのだが、書かずに考えられる人って一体どういう風に考えているのだろうか。自分はいまだ書かないと考えられないが、いつか手ぶらで考えられるようになるのだろうか。そろばんを習っていると、やがて頭の中でそろばんをはじくことができるようになるというし。とても不思議だ。

空の色

colour of sky
Nikon D800E w/AF-S Nikkor 28mm 1.8G

デジタルはそれ自体の中に基準がないから好きな色を出すのが難しい。とくに空の色が難しい。それでも仕事で使うためには慣れなくてはならない。正直いってフィルムの方が好きだしはるかに楽なんだけれども、最近のデジタルカメラの高感度性能と撮影後の加工のことを考えると、仕事ではデジタルを使う方が良いのは確かだ。解像度を考えたらブローニーでもいいんじゃないかと思うんだけれども、すでにブローニー用のフィルムスキャナーは売っていないし、たとえ中古で手に入れても現行の64bit OSには対応していない。仕方がない。時代なのだ。だったらせめて、仕事以外ではフィルムを使おう。

『社会学の技法』

waterdrop
PENTAX 645N w/SMC PENTAX-A 645 MACRO 120mm 4.0, PORTRA 160

訳者の先生から『社会学の技法』をいただいた。原著は持っているものの、ほとんど積ん読状態であったので、とても嬉しい。まだ途中だけれども、できたら試験期間中に読み終えたい。そういえば、これと対をなしているWriting for Social Scientistsという本は、講談社学術文庫の翻訳(『論文の技法』)が絶版になってしまっていたのだが、別の訳者で翻訳が新しくでているようだ。実はベッカーは、写真と社会学がほぼ同じ頃に生まれた社会探究の二つの方法だということを論じたりもしている。

学会と学祭

Gardens
PENTAX 645N w/SMC PENTAX 645 FA 45mm 2.8, PORTA 160

学会と学祭がばっちり重なっていることに気づいた。今年度は授業準備などで忙しくて学祭展くらいにしか出せないだろうからと、出品のプランをいろいろ考えていたというのに。設営を手伝えないのに出品するのも申し訳ないし。アルバムだけだったら出しても怒られないだろうか。

切替スイッチ

a scarecrow
Nikon F3 w/Ai Nikkor 50mm 1.4S, LOMOGRAPHY REDSCALE 100

授業期間が終わって試験期間に入るので、授業準備に使っていた時間を、論文を執筆する時間にあてようと目論んでいたのだけれども、思うように切替スイッチが入らない。油ぎれか。あるいは、しばらくは現像やプリントで気分転換しなさいという天の配慮か。しかしそうしたところでスイッチが入る保証はないのだが。

雲南 その9

a girl in the village
Panasonic GF-1 w/Lumix-G 14mm 2.5

少数民族の村を回っていて気づくのは、子供たちがとても可愛いこと。自分に子供がいるせいもあるのかもしれないが、ついつい目がいってしまう。そしてついついカメラを向けてしまう。写真家の渡部さとるさんが「アジアの島に行くと子供が好きになる。だからついつい子どもの写真が多くなるのかもしれない」と書いているが、わかるような気がする。(雲南篇終わり)

Kids in the village
Bronica RF645 w/RF45mm 4.0, Portra 400

雲南 その8

Tabacco Crops in a village
Bronica RF645 w/RF45mm 4.0, Portra 400

ガサから遠く離れた、山間にあるイ族の村。周辺にはタバコの畑が広がっている。タバコを刈り入れると、それらをまとめて棒に吊し、村のあちこちにある施設で燻す。刈り入れや吊す仕事、燻す作業は共同や交代で行うことが多い。この村は竹が多く、それが燻すための燃料になる(ただし燃料にするのは半端な竹。綺麗な部分は割り箸に加工する)。燻すときには火を絶やさないようにしなくてはならない。燻した葉はタバコ会社に売るという。作業をしている男性に勧めると煙草を吸うけれども、女性たちに勧めても誰一人煙草を吸う人はいない。

雲南 その7

market entrance
Bronica RF645 w/RF45mm 4.0, Portra 400

マーケットは楽しい。旅先では必ずといっていいほどマーケットをぶらついてしまう。ここ、ガサのマーケットでは、煙草の葉は乾燥しないよう、白菜の葉などが上に被せられて売られている。煙草の葉は1斤でいくらという形で売っているのだが、斤の示す重さは実は地域によって違うらしい。昆明では1斤が1kgらしいが、玉渓やこのあたりでは1斤が500gだという。ややこしい。葉にも多少種類があって、店先の水パイプで試しながら選ぶことができる。マーケットの真ん中あたりには肉屋が集まっている。そこでは11歳の男の子が両親の作業を手伝っていた。家業という感じなのだろう。

family business in the market
Bronica RF645 w/RF45mm 4.0, Portra 400